足浴で安眠、リラックス効果!!
足浴とは?
足浴とは、温めながら足を洗浄するケアのことで、身体の一部分だけをお湯につけて洗う部分浴のひとつです。病気やケガなどによって全身浴が難しい方に取り入れられることが多く、足先を清潔にする以外にも足のしびれや痛みを和らげる、血行促進、睡眠促進のために行われることがあります。
足浴は、全身浴に比べて温熱作用や水圧による影響が小さく、身体への負担が少ないというメリットがあります。
足浴(そくよく)の目的と効果
足浴の主な目的と効果は、以下の4つです。
【目的・効果1】足を清潔に保つ
足の裏には汗腺が多くあり、雑菌が繁殖しやすいため、足浴で汚れを洗い流して足をきれいな状態に保つことが大切です。足を清潔に保つことで水虫などの感染症予防や創傷の治癒を早めることにも効果的です。
【目的・効果2】血行促進
身体の末端にある足先は血流が滞りやすい箇所です。足浴で足を温めることで血の巡りがよくなり、全身が温まります。血行が促進されて循環機能が高まれば、むくみの改善や床ずれ・拘縮(こうしゅく)の予防にもつながります。
【目的・効果3】足の状態を観察する
足浴は、普段なかなか見ることのない足の状態を観察できるよい機会でもあります。皮膚に乾燥や変色はないか、かゆみや痛みを感じるところはないか、爪の状態に異常はないかなど、足浴する際に足先の状態をチェックしましょう。足のトラブルは、靴や靴下を履いた状態では気付きにくいため、足浴の際に観察して早期発見につなげましょう。水虫などのトラブルが悪化すると、専門医へ受診の必要があるため、注意深く観察しましょう。
【目的・効果4】リラックス効果
足浴にはリラックス効果があるため疲労解消や安眠のためにも取り入れられます。冷えやすい足先を温めることで心地よさを感じられるだけでなく、足をきれいに洗い流すことで爽快感も味わえます。筋肉の疲れの軽減や、神経痛などによる足のしびれの緩和にも効果的です。組み合わせてマッサージを行うなどするとさらなる効果が期待できます。お湯の中にアロマオイルなどを入れてリラックス効果を高めるのもよいでしょう。
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