《メタボリックシンドロームについて③
メタボリックシンドロームの危険性のある人の生活習慣には特徴的な傾向があるといわれています。皆さんも是非食事、運動、生活習慣をチェックしてみてください。
<食事面>
脂っこい食事を好む
早食い、ドカ食い
不規則な食事時間
常におなか一杯食べる
アルコールを一日日本酒3合以上飲む
食べた後すぐに寝る
<運動面>
歩くのが嫌い(あまり歩かない)
近い距離でも移動に車をつかう
階段よりエレベーターやエスカレーターを使用する
<その他>
睡眠時間が5時間未満
休日がとれない
たばこを吸う
日中はデスクワークが中心
メタボリックシンドロームにおける生活習慣改善では特に運動療法が効果的です。なぜなら、皮下脂肪と比較して内臓脂肪は運動によって減りやすいことがわかっているからです。
運動は、ウォーキングが最も良いといわれています。「一日一万歩」を目標に歩いてみましょう。ただし、それまで運動をしていなかった人が急に始めると関節頭を痛めることもあるので少しずつ距離や時間を伸ばしていくように気をつけましょう。
また、血圧コントロールができていない方や、動脈硬化が既に進行している方の場合、重大な心血管病を引き起こす可能性があるので、主治医に相談するようにしましょう。外へ出るのが困難な場合も、自宅で体操などすることでも良いと思います。
一方、運動療法は大事ですが、食事療法なしではコントロールは難しいと思います。適正体重を目標に食事の量に注意しましょう。
運動療法・食事療法以外で大事なことは禁煙です。メタボリックシンドロームではもともと心血管病の発症リスクが高く、動脈硬化にとって最も大きな促進因子であるといわれているため喫煙は止めることをお勧めします。
いろいろ話をしましたがあなたの毎日の生活はどうでしょうか??
該当項目が多い方、注意が必要だな。と思われた方は生活習慣を見直すよう気をつけましょう。
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