内科・精神科・ピル・AGA・美容・在宅医療のご相談なら
072-275-8082
受付時間 9:00-16:00
MENU
ツイッター
インスタグラム

Column コラム

《温度差で起こるヒートショック》

《温度差で起こるヒートショック》

こんにちは
 
my clinic スタッフのKです。
 
最近冷え込む日が多くなってきましたね。この時期特に注意が必要な『ヒートショック』について今日はお話したいと思います。
 
ヒートショックとは
気温の変化によって血圧が上下し、心臓や血管の疾患が起こることをいいます。
この血圧の乱高下に伴って、脳内出血や大動脈解離、心筋梗塞、脳梗塞などの病気が起こるため注意が必要です。
 
ヒートショックは冬場に暖房の効いたリビングから脱衣所に移動し、浴槽に入るときなどに起こります。
リビングから脱衣所に移動した際には、寒さに対応するために血圧が上昇します。そこで衣服を脱ぎ、浴室へ入るとさらに血圧は上昇します。
その後、浴槽に入ると、急に身体が温まるため、血圧が下降します。
リビングから脱衣所、脱衣所から浴室、浴室から浴槽の温度差が10℃以上あると危険とされているため11月~2月までの時期は特に注意が必要です。
 
気温が低いことで浴室や脱衣所などの気温は下がり、長風呂になりやすいため、ヒートショックへの危険が高まります。
トイレでヒートショックを起こす人もいるので、お風呂以外でも温度変化のある場所には注意しましょう。
 
今人気のサウナでもヒートショックは起こりえます。
水風呂の強烈な寒冷刺激によって、血管が急激に収縮し、血圧が上昇し、脳卒中や心筋梗塞だけでなく、極端に脈が遅くなる「徐脈」が生じることもあります。
 
65歳以上の高齢者、高血圧や糖尿病などの動脈硬化の基盤がある人、肥満や睡眠時無呼吸症候群、不整脈の人が影響を受けやすくご家族の中に該当する高齢者がいる場合は、浴室で倒れている危険もありますので、入浴中はときどき様子を見に行ってあげてください。
 
ヒートショックの予防のため、脱衣所やトイレを暖め入浴は40度未満のぬるめのお湯に入り、長湯を避けるようにしましょう。
冷え込む深夜ではなく、早めの時間に入浴することもよいでしょう。
 
ヒートショックの影響を受けやすい高血圧や糖尿病、不整脈、睡眠時無呼吸症候群は継続的な治療が必要とされます。
体調にご心配を感じておられる方は
ぜひ一度myclinicへご相談ください。
 
●my clinic●精神科・内科・美容点滴・美容内服・薄毛治療
〒590-0024
堺市堺区向陵中町2丁目5−10三国ヶ丘杉本ビル4階

 

TEL 072-275-8082

おすすめ記事

オンライン診療のご予約