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Column コラム

良質な睡眠得るための入浴方法

良質な睡眠を得るための入浴は、お湯はぬるめがベスト

身体をじわじわと温め、深部体温を効果的に上げるには、ぬるめのお湯が一番。ぬるめのほうが交感神経が優位になるのを抑制し、身体にも負担がかかりません。寝る前に副交感神経を優位にし、脳の興奮を落ちつけリラックスすることで、寝つきがよくなります。おすすめは39~40℃で10~15分です。熱いお風呂が好き、という方も、この機会にぜひ「ぬるめのお湯にゆっくり入る」方法を試してみてください。お風呂に入るタイミングの目安は、就寝予定からおおよそ1.5時間前。個人差があるので、自分のベストタイミングを見つけてみてください。
入浴時間を長く確保できないという方は、入浴剤を活用してみるのもおすすめです。

入浴後の過ごし方にもひと工夫。眠りのための快適な環境づくりも大切

入浴後は、できるだけリラックスできる環境で過ごすこと。これも「快眠」のためには欠かせません。しかしお風呂でリラックスし体は睡眠モードへ向かっているのに、スマホをずっと眺めていたり、明るい部屋で過ごしたりしていませんか? こうなってしまうと、睡眠に向けた体のリズムがくずれてしまいます。こうした悪循環を避けるため入浴後は
・部屋の明かりを落とす(強い光をさける)
・スマホやテレビは見ない
・音楽の音は控えめにする
・寝る前にコーヒーやお酒は飲まない
また、布団に入ったときに手足が冷え切っていると、深部体温が下がらず、よく眠れないため、お風呂上りには手足を冷やさないようにしましょう。もし冷えてしまったら、湯たんぽなどでもう一度足を温めてみましょう。足を温めることによって、毛細血管が開き、深部体温を下げやすくなりますよ。
今日からお風呂を活用して、質の良い睡眠を目指しましょう。

*典拠:たった1℃が体を変える ほんとうに健康になる入浴法 早坂信哉

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