12月、1月は暴飲暴食に注意!!
スタッフコラム
こんにちは。
my.clinic スタッフのKです。
これからクリスマス、忘年会、お正月など楽しい時間を過ごされる予定の方は多いと思います。この時期は暴飲暴食に注意が必要です。
暴飲暴食が原因で痛風を発症してしまった。など聞かれたことはありませんか。今回は痛風についてお伝えしたいと思います。
痛風とは、“尿酸”という物質が関節の中で結晶になることで、関節に強い痛みを引き起こす病気です。
痛風の背後には高尿酸血症があります。尿酸は通常は一定量以上たまらないよう、尿や便などと一緒に排泄されています。しかし体内に尿酸が多くなり、高尿酸血症(7.0mg/dl以上)の状態が持続すると、血液中に溶け切らない過剰な尿酸が結晶(尿酸塩結晶)化して関節の膜部分に沈着していきます。溜まりすぎた尿酸塩結晶がストレスや激しい運動、尿酸値の急激な変動など何らかのきっかけではがれると、免疫機能の一つである白血球がこの尿酸塩結晶を異物とみなし、排除するために攻撃してしまいます。このときに白血球がだす炎症物質が急性関節炎を引き起こして激しい痛みを引き起こされます。
痛風には症状として出やすい部位があります。足の親指の付け根以外にも足関節・足の甲・アキレス腱の付け根、膝関節、手関節などがあります。
女性が発症することは少ないと言わているのはなぜでしょう。
これは女性ホルモンに腎臓からの尿酸の排泄を促す働きがあり女性ホルモンの影響などが考えられています。
かつては40代から50代で発病する場合が多かったのですが、食生活を含め生活習慣の変化とともに若年化が進んでおり、20-30代で発病する人が急増しています。
夏場は暑さでたくさん汗をかき体内の水分が汗と共に失われ、尿量が減少してしまう事で、体外に出る尿酸の量が減ってしまうことから血中の尿酸の濃度が高くなり、痛風発作が一番起こりやすい季節になります。
しかし冬場も油断してはいけません。
冬場は寒さによる血行不良が一番の原因となります。尿酸は気温が低くなると結晶化しやすいため、痛風発作が起こりやすくなります。
また、年末年始の暴飲暴食で尿酸値を上げてしまう食べ物を多く摂取してしまう事も大きな原因となります。
これから忘年会-正月-新年会と楽しいイベントがたくさん待っていますが食事、飲酒には十分に注意が必要です。
痛風発作は起きてないが健康診断などで尿酸値に注意が必要と言われたことがある方は定期的な採血での経過観察が必要です。また痛風と診断を受けたが、薬がなくなってしまい仕事の都合などで受診できていない。受診するのが面倒。など薬を途中で中断されている方など当院ではオンラインでの診察をさせていただいていますのでご都合のいい時間にご予約を取っていただくことで先生とお電話での診察が可能となります。
お仕事や趣味での生活スタイルを変えずに健康的な生活を送れるよう是非当院でのオンライン診療をご活用ください。
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